経理・財務・会計ファイナンス人材のためのキャリア名鑑

会計人材のキャリア名鑑

コンサルティング会社の戦略系コンサル コンサルタント

「企業と企業の架け橋となるサポーター」

企業の将来を共に考えるプロフェッショナルとしてのパートナー

経営の核心を理解し、自らの成長を加速させるプロフェッショナル

主な業務内容

  • クライアント企業の経営戦略・新規事業戦略の立案と実行支援
  • 業界・市場分析、成長シナリオ・事業計画の策定
  • M&A・海外進出など経営トップ層直結のハイレベル案件推進

想定年収

600万円~1,000万円
※業績や評価によって変動

想定年齢

22歳~30歳

コンサルティング会社の戦略系コンサル コンサルタントは こんな仕事

「会社の未来をどう創るか? 世界の中で日本企業はどう勝ち残るのか?」-そのような最先端の問いに本気で向き合い、知恵と行動で解を出すことが戦略系コンサルタントの本質です。戦略系コンサルティング会社は、クライアント企業の経営陣とごく近い距離で、業界のトップイシューや時代の岐路となる大きな決断をサポートします。

主な業務は、経営戦略・事業戦略・中長期ビジョンの策定、M&Aやアライアンス、グローバル展開支援、新規事業立案、市場参入戦略など、企業経営の根幹をなすテーマばかりです。プロジェクトごとに多くの経営層・社内外のキーパーソンと直接議論しながら、企業の未来と競争力強化に直結する解決策を探し出します。

パートナーやマネージャー、シニアなどの同僚と共に、幅広いリサーチ、ヒアリング、仮説設計から分析検証、クライアントとのディスカッション、実現シナリオの設計まで、全工程を短期間・高密度で回すのが特徴です。たとえば「3年後にグローバルNo.1メーカーとなるための事業ポートフォリオ再設計」や「人口減少時代の新規領域参入」「巨大M&A実現に向けた統合シナリオ検討」など、クライアントの歴史に残る意思決定の土台をつくるようなダイナミックな案件を担うこともあります。

リスク管理では、仮説と現実のギャップにいち早く気付き、複数シナリオの事前検証や、関係部門・利害関係者との調整、情報管理徹底、不確実性への柔軟な対応を工程ごとに徹底します。たとえばM&A案件では最終DDで想定外リスクが発覚したり、PMI計画で現場から反対意見が出るなど想定外な事象も多く、リーダーと綿密に連携して迅速な意思決定・解決策を練る日々です。

プロジェクトの流れは、数週間〜数か月で「問題定義→仮説設計→調査・分析→戦略合意→実行プラン(ロードマップ)策定→現場伴走」のすべてを経験できます。1つの案件で多層的な成長と成果創出、知的満足感、刺激に満ちた日常があなたを待ち受けます -戦略系コンサルタントは、最先端で会社・業界、自身の未来を変える仕事なのです。

コンサルティング会社の戦略系コンサル コンサルタントという ポジションの魅力

このキャリアの最大の魅力は、経営の核心に触れ、重大な意思決定の最前線で自分の知恵と行動力を武器に本当に価値のある戦略を作れることです。担当するのは常に社会的インパクトの大きいテーマ、大手企業の新規事業計画や業界大再編、グローバル展開など、ビジネスのゲームチェンジをけん引できる立場に立てます。

また、クライアント経営陣・役員・本部長・プロジェクト責任者などと直接ディスカッションし、自分の提案がそのまま新年度計画・組織方針・次世代ビジネスに反映されるダイナミズムは他職種では味わえません。会議の一言が巨大企業の意思決定につながる重責と達成感につながるからこそ日々が刺激的で、周囲と切磋琢磨する成長速度も圧倒的です。

年代や年次に関係なく、よいアイデアは即採用されます。若手でも新規事業提案やCEOプレゼンに抜擢される環境のなか、1つの案件ごとに異業種のビジネスモデルや経営分野、世界の最先端テーマにもアクセス可能で“短期間でビジネスパーソンとしての地力が劇的に伸びる”のが戦略コンサルの最大の特徴です。

また他のコンサル領域(IT、会計、業務改革)との連携も多く、複合的なテーマを総合的に学べる点もメリットです。全社マーケティング、サプライチェーン再設計、SDGs/ESG戦略、AI時代の経営など分野横断型の専門家・イノベーターとしても成長できます。

社会的意義も大きく、産業構造や雇用、テクノロジー進化、日本企業のグローバル競争力強化など、社会全体を動かす挑戦の中心に立てる仕事です。「挑戦心」「成長意欲」「ワクワク」にあふれた人に、これ以上ない“成長の舞台”がここにはあります。

コンサルティング会社の戦略系コンサル コンサルタントの 年間スケジュール例

3月決算、主要クライアントとして大企業を含め、複数担当を想定した戦略プロジェクトの1年の大まかな流れを例として示します。

4月

  • 新規プロジェクトキックオフ、経営層インタビュー
  • 業界トレンド・競合調査、全社戦略方針すり合わせ

5月

  • 現状分析(財務・市場データ・社内部門ヒアリング)
  • 仮説構築と初期戦略案作成、上司・パートナーとレビュー

6月

  • 各部門・利害関係者(社内外)との合同ワークショップ開催
  • 調査・追加分析、戦略シナリオの詳細化

7月

  • 中間報告(経営会議プレゼン)、フィードバック反映
  • 新規事業計画や成長市場シミュレーション

8月

  • 海外案件/現地調査、国際パートナー企業との連携
  • 経営陣との個別対話、統合シナリオの再設計

9月

  • M&A検討先企業のスクリーニング・現地視察
  • 全社ロードマップ・統合PMOプラン策定

10月

  • 最終提案資料作成、関係部門との調整会議
  • 事業計画最終プレゼン、実行フェーズ移行

11月

  • 実行支援フェーズへ:現場部門リエゾン、KPI設計
  • 持続的成長施策(DX、組織改革、海外オペレーション)支援

12月

  • 実行進捗レビュー、成果検証・追加提案
  • クライアント経営報告会および情報発信支援

1月

  • 年始中期戦略の大枠策定、再度トップ層ヒアリング
  • 国内外関連部署とのキックオフ

2月

  • 中間成果物まとめ、ケーススタディ社内ナレッジ化
  • クライアント経営者向け議事録・意思決定資料作成

3月

  • 年度末成果発表・戦略レビュー
  • 次期プロジェクト契約調整、チーム振り返り

定例業務

  • チーム進捗会議(週次~日次)
  • クライアントミーティング(週次~月次)
  • 調査・仮説検証、資料作成、社内ナレッジMTG

臨時業務

  • 急な追加リサーチ、競合プレゼン対応
  • 経営陣からの特命ミッション
  • トラブル時の緊急戦略修正・現場調整

コンサルティング会社の戦略系コンサル コンサルタントの 重要任務

経営トップ案件から事業開発・新規市場参入、M&Aまで「会社の未来を決める意思決定の最前線」に立つ、知的・現場型のプロフェッショナルです。

1.全社・グループレベルの成長戦略立案

企業の「今と未来」を定量・定性両面から分析し、新市場・新事業・グローバル展開も包含する長期成長戦略、グループ全体の最適化シナリオ(統合・再編含む)をクライアントと共にゼロベースで策定します。

2.新規事業開発・市場参入シナリオ設計

最新技術や社会変化、ライバル動向も見据え、未知の領域にチャレンジする“攻め”の提案。チームで理論と現実の壁を越え、具体的商品・ビジネスモデル設計、スキーム構築までハンズオンでサポートします。

3.M&A/アライアンス戦略立案&統合支援

買収先選定・価値算定からPMI(統合実現)、協業パートナー開拓まで一気通貫で担当。想定外リスクや現場課題に都度対応し、案件のダイナミックな推進力を発揮する仕事です。

コンサルティング会社の戦略系コンサル コンサルタントの 報酬水準

報酬水準の概要

  • 新卒1年目:年収600万~750万円
  • 3~5年クラス:900万~1,200万円
  • シニア/マネージャー職:1,200万~1,400万円も可能

報酬の構成要素

  • 基本給(月額40万~70万円目安)
  • 業績連動賞与(年2回、3~6か月分相当)
  • 残業・深夜手当、在宅勤務手当
  • 各種福利厚生(保険、教育費補助、資格取得奨励等)

報酬の変動要因

  • プロジェクトボリューム・売上/利益責任の大きさ
  • 個人評価(論理・分析力、イノベーション、業界知見等)
  • 英語力・MBA・海外案件対応力や特殊スキル
  • 法人規模(外資・日系メガ/ブティック系)や勤務地域

報酬のトレンド

  • 人材需給の逼迫で全体に高止まり傾向
  • DX/グローバル・M&A・組織再編分野で特に高額化
  • 優れた専門性や若手リーダーの早期抜擢で高報酬も現実的

コンサルティング会社の戦略系コンサル コンサルタントの 代表的な会社

戦略系コンサルティング業界には様々な特色を持つファームが存在しますが、特に世界的に高い評価と影響力を持つ代表的な5社を紹介します。

1.マッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Company)

概要

  • 設立: 1926年(米国)
  • 従業員数: 約30,000人以上
  • グローバル拠点: 65カ国以上、130以上のオフィス
  • 本社: ニューヨーク(米国)

特徴

  • 戦略系コンサルティング業界の最大手で、「ゴールドスタンダード」とも呼ばれる
  • CEOなど最高経営層へのアドバイスに強みを持ち、Fortune 500企業の約90%にサービス提供
  • マッキンゼー・クォータリーなどを通じた思想的リーダーシップ発信
  • 卒業生(アルムナイ)ネットワークが強力で、多くの企業CEOを輩出
  • 徹底した分析とファクトベースのアプローチで知られる

2.ボストン・コンサルティング・グループ(Boston Consulting Group, BCG)

概要

  • 設立: 1963年(米国)
  • 従業員数: 約22,000人以上
  • グローバル拠点: 50カ国以上、90以上のオフィス
  • 本社: ボストン(米国)

特徴

  • 戦略フレームワークの開発に強みを持ち、「PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)」「経験曲線」などを生み出す
  • 革新的な思考と創造的なソリューションに定評がある
  • デジタル変革、気候変動対応など新たな領域へ積極的に展開
  • 戦略策定から実行支援まで一貫したサービスを提供
  • ヘンダーソン研究所を通じた経営戦略理論の研究開発

3.ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)

概要

  • 設立: 1973年(米国)
  • 従業員数: 約14,000人以上
  • グローバル拠点: 40カ国以上、65以上のオフィス
  • 本社: ボストン(米国)

特徴

  • 「クライアントの業績向上にコミット」する成果主義的アプローチ
  • プライベート・エクイティ(PE)関連コンサルティングに強みを持つ
  • 実践的かつ実装重視のコンサルティングスタイル
  • 「True North」と呼ばれる強い企業文化と高い従業員満足度

4.アクセンチュア・ストラテジー(Accenture Strategy)

概要

  • 設立: アクセンチュア全体は1989年(旧アンダーセン・コンサルティング)
  • 従業員数: アクセンチュア全体で約70万人(戦略部門は約8,000人)
  • グローバル拠点: 120カ国以上
  • 本社: ダブリン(アイルランド)、事実上の本社はニューヨーク

特徴

  • テクノロジーとビジネス戦略の融合に強みを持つ
  • デジタルトランスフォーメーション戦略に特化
  • 戦略策定から実装までの一貫したサービス提供能力
  • 大規模なテクノロジープロジェクトの管理・実行力
  • 戦略部門はアクセンチュア全体のなかでも特に高い専門性と報酬水準

5.A.T. カーニー(Kearney、2020年に社名変更)

概要

  • 設立: 1926年(米国)
  • 従業員数: 約3,500人
  • グローバル拠点: 40カ国以上、60以上のオフィス
  • 本社: シカゴ(米国)

特徴

  • オペレーション戦略、サプライチェーン改革に強みを持つ
  • 製造業・小売業など特定産業における深い専門性
  • 実用的かつ実行可能なソリューション提供に定評
  • グローバル・ビジネス・ポリシー・カウンシルを通じた政策提言
  • マッキンゼー出身のアンドリュー・トーマス・カーニーが創業

マッキンゼー、BCG、ベインの3社は、戦略系コンサルティング業界では「MBB」と総称され、最も権威あるトップティアのファームとして知られています。これら3社は以下を共通の特徴としています。

  • 業界最高水準の報酬体系
  • 最も厳しい採用選考プロセス(合格率1%未満)
  • Fortune 500企業の経営層への強いアクセス
  • 卒業生の強力なネットワーク
  • グローバルな知的影響力

これら5社はそれぞれ独自の強みと文化を持ちながら、グローバルビジネスの変革と成長に大きな影響を与え続けています。近年はデジタル化、サステナビリティ、レジリエンスなどの新しい領域へも積極的に事業拡大しています。

コンサルティング会社の戦略系コンサル コンサルタントに 向いている人は、どんな人?

■求められるマインド

1.好奇心と知的挑戦心

未知・困難なテーマ(業界・分野問わず)に自ら飛び込み、調べ、考え抜くことを楽しめるタイプが活躍します。イシューの特定や仮説検証では常に新鮮さが求められます。

2.経営視点・大局観

企業・業界トップ層の目線から「全体最適」「中長期変革」を描く発想と想像力。経営者と同じ言語で語る姿勢が重要です。

3.論理思考と分析力

課題を因数分解し、複雑な現実をシンプルに処理。“正しい問い”を立てるストイックさも現場で必須。

4.オーナーシップ・責任感

自ら考え・提案し・やりきる“自責”の姿勢。ミスや不明点も逃げずに立ち向かう強さが求められます。

5.柔軟性・変化対応力

新展開、現場の反発、時には戦略転換にも即応できる「頭のしなやかさ」が必要。

6.タフネスと挑戦耐性

ハイレベルなアウトプットや夜間対応、緊張感ある現場が続くため、高負荷でも成長意欲を持続できるメンタル。

7.チームプレー・巻き込み力

多様な専門家・ステークホルダーと協働し、自分だけでなく周囲も最大化する協調性。

「知恵を武器に世界を動かしたい」そんな気概を持ち、経営現場の最前線で切磋琢磨できる人に最適な職種です。

 

■必要なスキル

戦略系コンサルタントとしての成功には、幅広いスキルセットが求められます。そのスキルはクライアント企業の課題を解決するだけでなく、その企業を次のステージへと導くための「戦略設計」や「ソリューション提案」を通じて価値を創造するための中心的な基盤となります。以下に、戦略系コンサルタントとして必要なスキルを具体的に整理し、実務のどの場面で活用されるかを説明します。

1.論理的思考力/クリティカルシンキング

・戦略系コンサルタントは、多様な情報を分析し、クライアントの課題の本質を解明するために論理的思考力を駆使します。
・複雑な問題に対して「Why」「How」を掘り下げながら原因を特定し、実行可能な解決策を構築する過程で求められるスキルです。
・クライアントとの議論やプレゼンテーションの際に、明快かつ論理的な説明を行い、提案の筋道を理解してもらう場面で活用されます。

2.数値分析力/データリテラシー

・情報の整理・分析には、定量データの扱いが避けて通れません。売上、コスト、KPIなど、企業運営に必要な指標を深く分析する能力が必須です。
・統計解析やExcel、BIツールなどを用いて、データの裏に潜む「真実」を見つけ出すスキルとして、生産性向上や市場予測で利用されます。
・このスキルは最適な利益モデルや戦略選択を導くための基盤として重要です。

3.コミュニケーション能力

・クライアントからヒアリングで課題を明確に引き出し、社内外のステークホルダーと協力しながらプロジェクトを進めるために欠かせないスキルです。
・難解な専門的な内容をわかりやすく伝えるスキルや、対話を通じて合意形成を行う力も含まれます。
・特にトップマネジメント層との意思疎通では、誠実さやプロフェッショナリズムを示す能力が求められます。

4.問題解決能力

・戦略系コンサルタントの役割は、クライアント企業が抱える困難な課題を迅速かつ効果的に解決することが目的です。
・問題を分解して因果関係を整理し、最適解にたどり着くスキルは実務の要です。特に短期的なソリューションだけでなく、企業の中長期的な成長を含めた問題解決力が求められます。
・ボトルネック分析や業界ポジショニング戦略の提案時に活用されます。

5.リーダーシップ/プロジェクトマネジメント能力

・複数名によるチームプロジェクトでは、プロジェクトの進捗を円滑に進めるためのリーダーシップが重要です。タスクの割り振りや各メンバーのモチベーション管理も含まれます。
・クライアントとの交渉や社内の意思決定会議において、自ら進んで提案をリードする姿勢が求められます。
・プロジェクトの全体像を見つつ、納期や成果物の品質を守る場面で発揮されます。

6.業界知識/専門知識

・業界固有の知識だけでなく、戦略設計に役立つ理論やフレームワークを駆使するスキルも必要です。
・業界のトレンドや顧客ニーズの変化をリアルタイムで学び、常に自分の知識をアップデートしていく姿勢が欠かせません。
・特定領域の専門知識を深く持つことは、他の候補者との差別化にもなります。

7.創造性/発想力

・戦略系コンサルタントは、これまでにない新しい解決策や事業アイデアを生み出すことが期待されます。既成概念に縛られない自由な発想力が鍵となります。
・特に競争環境が変化し続ける今日のビジネス界では、独自の戦略デザインを提案する能力が求められます。
・スタートアップ支援や新規事業提案で大いに活用されるスキルです。

戦略系コンサルタントに必要となるスキルは多岐にわたりますが、それらは互いに補完し合うことで本領を発揮します。論理的思考力や数値分析力は問題解決の基盤を支え、コミュニケーション能力やリーダーシップはプロジェクト全体を円滑に動かします。また、業界知識や創造的発想力は、クライアントへ独自の価値提案を可能にします。これらのスキルは一朝一夕では得られませんが、それぞれのスキルを深めることで、戦略系コンサルタントとしてのキャリアに圧倒的な価値をもたらすでしょう。

コンサルティング会社の戦略系コンサル コンサルタントまでの 道のり

直前ポジション

  • 他コンサルファームのアナリスト/アソシエイト
  • プロジェクトメンバー/事業会社経営企画・新規事業スタッフ

その手前にあり得るキャリア

  • 大学・大学院で経済・経営・理系・国際分野等を専攻
  • 外資金融・総合商社・メガベンチャー等で分析・企画経験を積む

複線的なパス

  • MBA留学や海外勤務/インターンでの分析・リサーチ経験
  • 官公庁/シンクタンクからのキャリアチェンジ
  • IT・ベンチャー企業から新規事業企画職に就く

若手時代は「仮説思考」「分析・資料作成」「プレゼン課題」を徹底的に磨き、実務現場で意思決定体験を重ねておくことが将来のキャリアパスを広げます。「自分は非凡な成長を遂げたい!」という強い意志が道を切り拓きます。

コンサルティング会社の戦略系コンサル コンサルタントの キャリアパスの展望

戦略コンサルタントは、3〜5年でリーダー/マネージャーに昇格し、より大規模・ハイレベル案件の主導権を握れるようになります。その後はパートナー、シニアエキスパート、グローバルリーダーへのキャリアが拓けるほか、企業の経営企画、新規事業責任者、CFO/CXOとして事業会社への転身も現実的です。

また、M&A/PEファンド、官公庁・シンクタンク・グローバル機関での活躍、業界横断での仕事や、独立コンサルタント・ベンチャー創業者・専門領域エキスパートとして飛躍する道も多数開けています。獲得した“社長直結”“変革請負人”としての経験・ブランドは、世界中で自らのビジョンを実現できるパワフルな武器となります。

まとめ

役割と責任

  • 経営戦略/新規事業/大規模M&Aなど会社の未来を左右する課題に、知恵と仮説で高密度に挑む
  • 経営層と直接対話・意思決定を支援し、社会にインパクトを与える仕事

求められるマインドやスキル

  • 知的好奇心、責任感、挑戦心、大局観、タフネス
  • 論理・分析・プレゼン・チーム推進・多様性受容力・英語力

重要な職務

  • 全社・グループレベルの成長戦略立案
  • 新規事業開発・市場参入シナリオ設計
  • M&A/アライアンス戦略立案&統合支援

キャリアパス

  • コンサルティング会社内でのマネージャー・パートナー昇進によるキャリアアップ
  • 事業会社の経営企画部門、監査法人のアドバイザリー部門の実務経験を経てからの転職
  • 事業会社の経営企画、新規事業責任者、CFO/CXOなどへのキャリアチェンジによるステップアップ
  • コンサルティングの実務経験を生かした、M&A/PEファンド、官公庁・シンクタンク・グローバル機関、独立コンサルタント・スタートアップ創業者・専門領域エキスパートなど今後の多様なキャリアパス