学習コラム

【必見】簿記検定で時間が足りない時の対処法!その他当日気を付けるべきことを紹介!!

2022.03.29
この記事の目次

簿記を勉強をしている方で、「模擬試験や本試験を受けているが、時間が足りず、なかなか合格点に到達できない」という方は少なからずいらっしゃると思います。

そこで、今回は簿記検定で時間が足りないという方へ、症状別に対処法を紹介します。


また、その他「ケアレスミスをしてしまう」や「本番に弱い」といった簿記あるあるな悩みに対して、当日気をつけるべきことを紹介します。


〈目次〉
1.時間が足りない
 〈症状1〉手が止まってしまう
 〈症状2〉書くのが遅い
 〈症状3〉電卓を打つのが遅い
2.ケアレスミスをしてしまう

 ⑴知識不足

 ⑵注意不足
3.本番に弱い
 ⑴自信がない
 ⑵コンディションが良くない
 ⑶悩んでしまう
4.まとめ


1.時間が足りない


〈症状1〉手が止まってしまう


時間が足りるように早く解くためには、計算や書くスピードを上げると考える方もいるかもしれませんが、それだけではケアレスミスを誘発してしまいます。
そもそも、計算や書く前に手が止まってしまうという場合には、どうすれば良いのでしょうか?

その答えは「考える時間を1秒でも少なくする」ということです。
考えてしまう原因として、「これってAだっけBだっけ?」「そもそもどうやって解くんだっけ?」といった知識不足が挙げられます。
簿記検定では制限時間以内に解く必要があるので、考えている時間はありません。


📍対処法
①テキストを読んだり練習問題を反復して、基本的な知識を暗記すること

②過去問や模擬試験を解き、基本的な知識を応用できるようにすること

③そもそも、解法が分かるものから解いていくこと



〈症状2〉書くのが遅い


勘定科目名を計算用紙に、そのまま書いてしまっていませんか?
計算用紙は、最終的に回収されるので、勘定科目名を省略しても構いません。
例えば、「現金」を「C」としたり、「減価償却累計額」を「減るい」としたり、「貸倒引当金」を「貸引」としたり、省略方法は人それぞれですが、省略することをおすすめします。
こちらのコラムで、より詳細な略名の紹介をしているので、気になる方は確認してみてください!

📍対処法
計算用紙のメモは省略すること


〈症状3〉電卓を打つのが遅い


最初から電卓を早く打てる人はいません。
筆者も簿記を学び始めたときは、電卓を左手で打つのに苦労していましたが、勉強を始めて計算していくうちに電卓を使うのが楽しくなっていきました。
パソコンのブラインドタッチと同じように、とにかく練習あるのみなので、電卓を使うことに慣れるまで計算の練習をしましょう。

📍対処法
日頃から電卓を叩く練習をしておくこと


簿記検定の試験の採点は各級とも100点満点のうち、得点70点以上をもって合格とされています。
そのため、100点満点を目指す試験ではなく、いかに制限時間内に合格点を取ることができるかが重要になります。
簿記検定で時間が足りないという方は、ぜひ一度試してみてください。
以降は、「ケアレスミスをしてしまう」や「本番に弱い」といった簿記あるあるな悩みに対して、当日気をつけるべきことを紹介していきます。

2.ケアレスミスをしてしまう

簿記検定に合格するためには、ケアレスミスを減らすことは重要な課題です。

ケアレスミスは「注意していれば防げたはずの間違いや失敗」であり、注意をすることで合格点に届く確率を高めることができるからです。


ケアレスミス=注意が散漫で集中できていない
、と安易に考えてしまいがちですが、実はそうではないケースも多いです。
今回は、ケアレスミスの原因と対策について取り上げたいと思いますが、初めに、簿記におけるケアレスミスは次の2つに大別できます。

⑴知識不足

⑵注意不足

以下で、それぞれの原因の解説と対策について見ていきましょう。


⑴知識不足

簿記におけるケアレスミスの1番の原因は、アウトプットの知識不足だと思います。

そこで、下記の具体例にて、実際にアウトプットの知識不足によるケアレスミスを見ていきましょう。

【具体例】

・X1年7月1日に建物を3,000円で取得した。

・X2年3月31日決算日になったため減価償却費を計上する。なお、減価償却は耐用年数3年、残存価額ゼロ、定額法により行う。

皆さんは、減価償却費を求めることができますか。

答えは、取得原価3,000÷耐用年数3年×使用月数9ヵ月(X1.7〜X2.3)/12ヵ月=750です。

しかし、月割計算を加味し忘れ、3,000÷3=1,000と答えてしまった方も一定数いるのではないでしょうか。過去に、同様のミスをした経験があるという人は少なくないはずです。

減価償却費の論点を学習したとき、減価償却費を月割計算することをインプットの知識として、習得したと思います。
しかし、実際にアウトプットする場面で、月割計算を忘れてしまうことは、簿記を学習する上であるあるのケアレスミスだと思います。
また簿記検定で、こういったケアレスミスを誘発するような問題は、あるあるで出題されると思います。
教科書を読んだり授業を聞いたりしてインプットの知識を習得するのみならず、実際に問題を解いてケアレスミスを経験しながらひっかけに関するアウトプットの知識を習得することが大事です。


📍対処法

問題演習を行い、ケアレスミスを誘発するようなアウトプット時の注意点に関する知識を習得すること


⑵注意不足


細かいけれどあるあるな注意不足によるケアレスミスです。

①問題文を読むとき(指示を読み飛ばす)
📍対処法

・重要なワードを下書き用紙に記載しておく

・紙の試験であれば問題用紙に目立つマークをつける

②問題を解くとき(月数を間違える、電卓を打ち間違える)

📍対処法

・月数は指折りして数える

・タイムテーブルをメモで書く

・ 電卓は一度の合計につき一回しか打たないよう意識する

③解答するとき(読み間違える、単位を間違える、解答欄を間違える)

📍対処法

・下書きの計算は後で見直したときに直ぐにわかるように丁寧に書いておく

・単位には下線を引くなどして目立たせる

・必ず何が問われているか確認すること


3.本番に弱い



そもそも本番に弱い人とはどのような人なのでしょうか。

今回は本番に弱い人=試験本番で自身の持つ力を発揮できない人と考えます。

本番に弱い人は、以下の3つの事を実践することで、自身の力を余すことなく発揮することができるようになると思います。

「こんなことは当たり前だ」と感じることもあるかと思いますが、「当たり前のことを当たり前に実行する」のは案外難しいことです。

そのため、「自分は本当に当たり前のことが実行できているのか」という振り返りをしながら、読んでいただければと思います。


⑴自信がない


📍対処法
試験本番で自信が持てるくらいの勉強を行うこと


〈解説〉
試験本番で力を発揮する方法を紹介すると言いながら、いきなり「勉強すること」と言われて拍子抜けした方もいるかと思います。

しかし、自信は試験当日に急に身につくものではなく、それまでの積み重ねの上に生まれるものです。

そのため、本番当日に自信を持って試験に挑むためには、自分を信じられるだけの勉強を行わなければいけません。

では、どれだけ勉強を行えば良いのでしょうか。

これには、全員に共通する正解はありません。

自信が持てるか否かは、何時間勉強したかよりも、それぞれが置かれた環境で全力を尽くすことができたかどうかが大切になります。

「これだけ勉強してきたのだからどのような結果になっても後悔はない」という状態で試験本番を迎えることができれば、自身の持つ力を発揮できると思います。


⑵コンディションが良くない


📍対処法
自身のことを正しく把握して、適切なコンディション管理を行うこと


〈解説〉
試験本番で力を発揮するには、心身共にコンディション管理が大切になります。

まずは、「試験本番で体調が悪くなる傾向にあるか」「気持ちが盛り上がっている時と落ち着いている時のどちらの方が力を発揮できる人間なのか」などの理解が必要です。

具体的には、模試などの本番形式の問題演習や過去の経験(大事なプレゼンテーションや部活動の大会)などを参考に自身の理解を深めるのが、有効だと思います。

そして、その特性に合わせたコンディション管理を行います。

例えば、試験本番で腹痛が起きやすい人は薬を持参するだけではなく、本番数日前から消化に良い食事を行う。

気持ちが盛り上がった方が力を発揮できる人は、ハイテンポの音楽を聴く。

一方、落ち着いた気持ちで試験に挑みたい人は、意識的に深呼吸を行うなどがあります。

試験本番で力を発揮できない人の中には、このような当たり前の準備ができていないことがあります。合格につながるセルフコントロールを行いましょう。



⑶悩んでしまう


📍対処法
「自分ができない問題は他の受験生もできない」という心意気をもつこと

〈解説〉
最後は、試験本番に持って欲しい心意気になります。

当たり前ですが、試験に受かるためには、少しでも多くの得点を取らなくてはいけません。

しかし、難解な問題に出会った時に「この問題が解けないと受からない」と考え、その問題に多くの時間を使ってしまう受験生もいます。

そんな時こそ、「自分ができない問題は他の受験生もできない」と自信を持って、次の問題に進んでください。それが得点に結びついていきます。



試験本番に強くなるためには、自信を持てる理由作りを自分自身で行うことが必要になります。
3つとも当たり前のことですが、当たり前のことをきちんと行うことができれば、間違いなく試験本番で力を発揮できます。


4.まとめ



簿記を勉強をしている方で、「模擬試験や本試験を受けているが、時間が足りず、なかなか合格点に到達できない」という方は少なからずいらっしゃると思います。

「簿記検定で時間が足りない」、「ケアレスミスをしてしまう」、「本番に弱い」といった簿記あるあるな悩みに対して、当日気をつけるべきことを紹介してきました。

当たり前だと思うようなこともあったと思います。
しかし、知っているのと実践するのでは雲泥の差があります。


ぜひ今回紹介してきた対処法を実践してみてください!


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