学習コラム

【日商簿記、全商簿記、全経簿記の違いとは?】

2021.12.19


簿記は一般的にも有名な資格だと思いますが、実は簿記には「日商簿記」「全商簿記」「全経簿記」の3つの検定があります。


では、この3つの簿記検定はどのような違いがあり、簿記取得を目指す際には、どの検定を受験するべきなのでしょうか。


今回はこの疑問を解消していきます。



主催団体・受験料


このように検定の主催者が違うため、受験料や階級区分も異なります。

受験生は受験料の負担を考慮して、受験スケジュールを立てるためにも、各検定の受験料を把握する必要があります。



受験者数・受験者層



この3つの検定の中で、日商簿記検定が一番多くの人に受験されています。

また、各検定で受験者層にも違いがあります。

日商検定簿記は社会人の方に多く受験されているのに対して、全商簿記は全国商業高等学校協会が主催しているため、主に商業高校生が受験しています。

全経簿記は全国経理教育協会が主催しているため、経理専門学校生が多い傾向にあります。



難易度



一般的には上記の表のような難易度と認識されています。

ここで、「日商簿記1級・全商簿記上級」の難易度比較を行っていきたいと思います。


「日商簿記1級・全経簿記上級」

結論:

一般的には日商簿記1級の方が難易度が高いとされています。

理由:

日商簿記1級の受験者数は10%程度、全経簿記上級の合格率は20%程度となっており、日商簿記1級の方が低い合格率となっています。

また、日商簿記は知名度が高く、公認会計士受験生が受験しやすい試験形式であることから受験者の母集団のレベルが高いことが予想されます。


また、税理士試験の受験資格に「日商簿記1級or全商簿記上級の取得」がありますが、税理士試験受験生は相対的に難易度の易しい全経簿記上級を活用することが多いです。


どの検定を受験するべき?


結論から申し上げると、基本的に「日商簿記検定」の受験をおすすめします。

なぜなら、最も知名度がある日商簿記検定に合格することで、多くの恩恵を受けることができるからです。

例えば、就職や転職を行う時に最も役立つのは、「日商簿記検定」です。

日商簿記が募集要項に記載されている求人は、全商簿記や全経簿記と比べて圧倒的に多いです。


しかし、全商簿記や全経簿記を取得しても価値がないという事ではありません。

例えば、全商簿記上級は税理士試験の受験資格の一つとなっているため、税理士試験受験生にとって、魅力的な検定になっています。



まとめ


簿記には「日商簿記」「全商簿記」「全経簿記」があり、それぞれ主催者や受験料などが異なります。

簿記検定の取得を検討されている方は、各検定の特徴を把握して自身に合っている簿記検定はどれかを考えてみてください。


その上で、受験する検定を迷っている方には「日商簿記検定」の受験をおすすめします。

「日商簿記検定」は社会的認知度が高く、就職や転職を行う際に力を発揮してくれる資格です。


これから簿記の取得を検討している方は、ぜひこの記事を参考に学習を始めてみてください。


For the Future
簿記検定合格のその先は…「公認会計士」

会計に関する国家資格の最高峰が「公認会計士」です。
公認会計士は、会計のプロフェッショナルとして多様な仕事のフィールドがある上、税理士登録も可能なため、将来独立開業したい人にもオススメです!試験は簿記検定で学習した内容を深堀りしていく形なので、簿記検定の勉強が面白いと感じた方はぜひチャレンジしてみてください!

公認会計士を目指すなら、CPA会計学院
今なら、公認会計士入門コース(簿記3級)体験セットを無料プレゼント!
無料の資料請求はこちら