学習コラム

【キャリア】企業で求められるのは簿記2級以上?~3級との違いも解説~

2022/1/9
この記事の目次


企業が従業員(経理担当者)に求める会計のレベルとは一体どのレベルなのでしょうか。

会計のレベルを測る指標として簿記資格があります。


しかし、一口に簿記資格と言っても、「3級は床、2級は机、1級は天井」と例えられるほど、級が1つ変わるだけでその難易度が跳ね上がります。

結論から申し上げますと、企業が従業員(経理担当者)に求める会計のレベルは、簿記2級以上です。


当コラムでは、簿記3級と2級の違いや簿記2級以上が求められる理由について解説します。



1.簿記3級と2級の比較


2.簿記2級以上が求められる理由

簡潔にまとめると、簿記3級で学ぶ内容は帳簿記入に留まり、簿記2級では帳簿記入で作成された帳簿を利用して「どのように経営管理するか?」の基礎知識を学ぶことができるからです。

会社ではこの経営管理の知識が必要となります。


そもそも、「簿記」という言葉は「帳簿記入」の真ん中2文字をとったものです。
一方で、「経理」という言葉は「営管」の頭とお尻をとったものになります。


◆簿記3級で学習する内容
帳簿記入=「帳簿の書き方」がメイン。財務諸表を作成するための、現金出納帳や仕訳帳などがどのように作成されているかなど。


◆簿記2級で学習する内容

経営管理=帳簿の作成のみではなく、書かれた帳簿を読み取り、分析・診断して「経営に役立てる」こと。


簿記3級を取得することで、企業側に簿記の基礎は理解できていると評価して貰えますが、それだけではもの足らず、「経理を任せる場合は、2級までのスキルが欲しい」と考えている企業が多いようです。


経理事務という職種は、一般事務とは違って専門職になります。

つまり、「簿記」という特殊技能が必要となるからです。

このような視点を踏まえて、「簿記」だけで終えてしまうのか、それとも「経理」までできるようにするのか、企業が求める人材を想像すれば答えは自ずと見えてきます。


また、簿記3級のみの取得とは違い、2級以上を取得すると、以下のようなメリットがあります。


・就職が有利になる

・資格手当が出る

・転職時の年収アップを見込める

・大学受験にて推薦入試で優遇(全国78大学で日商簿記取得者を優遇しています)される 


出典 日本商工会議所Webサイトより:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/usage/university



3.最後に

今回は、企業で求められる会計のレベルが簿記2級以上であること及び簿記3級との違いを紹介しました。


その中で、簿記3級では企業の求めている商業簿記・工業簿記の知識の水準には満たないため、簿記2級以上が求められることが分かりましたね。

簿記3級はあくまで、全ビジネスパーソンが会計の基礎知識を得るためにお勧めの資格なだけで、簿記3級のみでは就職や転職時に武器にはなり辛いということです。


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