突然ですが、あなたは3,000時間継続して勉強することができますか。
試験勉強などの学習を進めていくなか、「モチベーションを維持できない」という悩みを持つ方が多いと思います。
自分自身のモチベーションを管理することは目標を達成するために必要不可欠なことです。モチベーションをきちんと管理することができるようになれば、目標を達成する難易度は大きく下がります。
冒頭でお伝えした、3,000時間という数字は、一般的に公認会計士試験に合格するためにかかると言われる時間です。
筆者は、大学在学中に公認会計士試験の論文式試験に合格しました。
そこで今回は、筆者が3,000時間という長い間勉強を継続することができたおすすめのモチベーション管理方法をご紹介します。
・勉強時間の記録
勉強時間は学習の進捗度を測る1つの指標です。
そのため、学習時間を記録し、自身がどれくらいの時間勉強しているかを把握することはモチベーション管理に役立ちます。
具体的には、勉強を怠ってしまったときに有用です。
もし勉強を怠った時に勉強時間の記録を行っていなければ、大抵の人は数日経てば勉強を怠ったことを忘れてしまうことでしょう。
一方で、日々の勉強時間をきちんと記録していれば、勉強を怠った期間が可視化され、その記録が自身に危機感を与えてくれます。
この危機感は、あなたの勉強に対するモチベーションを駆り立ててくれることでしょう。
また、勉強時間を記録することは達成感を得ることにも繋がります。
長期間の学習を行う際には、すぐに結果に結びつかないということもあり、なかなか達成感を得ることができません。
そのため、目標勉強時間を設定し、その目標を達成することで日々達成感を得ることができます。
ただし、勉強時間を確保できたからといって、満足してはいけません。
最終目標はあくまで目標の試験に合格することであり、勉強時間は1つの指標でしかありません。
仮に目標の勉強時間を確保できていても、勉強の質が低ければ、試験に合格することができません。
そのため、勉強時間はあくまでモチベーション管理に利用できる1つの指標であるという認識を持ちましょう。
・勉強仲間を作る
勉強仲間がいると、学習を途中でやめてしまう可能性が低くなります。
学習を進めていくと、「このまま学習を進めていて受かるのだろうか」「勉強時間を他のことに使った方が良いのではないか」という不安に襲われることが多々あると思います。
そのような時に、悩みを共有できる勉強仲間がいれば、お互いに支え合うことができます。
モチベーションを低下させる原因となるような悩みは、勉強仲間と共有して解決していきましょう。
また、モチベーションを維持するためには、適度なリフレッシュが必要です。
仲の良い友達と会うことでリフレッシュすることができると思います。
この時、同じ境遇にある勉強仲間であれば、リフレッシュと同時に悩みの解決も行うことができます。
勉強仲間を作って、お互いのモチベーションを高めていきましょう!
・目標を周りに公言する
これは、家族や友人といった周りの人の応援を力に変える方法です。
「試験に合格する」という目標を設定した時に、それが自分1人のための目標であれば、自分の心が折れたときにすぐに撤退してしまいます。
しかし、周りの人の応援があれば、その応援に応えたいという思いが支えとなってくれることがあります。
また、周りに公言したからには必ず成し遂げたいという強い気持ちが生まれます。
この気持ちを強く持つことができれば、遊びなどの誘惑に打ち勝つことができるはずです。
もちろん自分の意志を強く持って、目標達成のために最後までやり遂げることができれば、素晴らしいと思います。
しかし、全員がそのように強く生きられるわけではありません。
そのため目標を周りに公言し、周りの力を借りながら目標達成に向けて取り組み続けることをおすすめします。
ただし、この方法は逃げ道を断つことでもあり、自分自身にプレッシャーをかける行為になります。
また、周りに自分の目標を公言することに抵抗がある方もいるでしょう。
そのため、この方法は人によって向き不向きがある方法だと思います。
・まとめ
今回はおすすめのモチベーション管理方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
モチベーション管理は様々な方法がありますが、今回ご紹介した方法はどれも筆者が公認会計士試験に合格するために実施していていたことなので、是非試してみてください!
自分のモチベーションをコントロールして、目標を達成しましょう。