学習コラム

簿記2級3級の合格率は何%?~ネット試験と統一試験の難易度の違いも考察~

2021.11.26
この記事の目次

A.簿記2級3級の合格率の直近10回の平均は、紙試験が【2級】20.60%、【3級】48.57%
ネット試験では、【2級】45.85%、【3級】43.06%です。
難易度については、現時点ではネット試験の方が合格しやすい状況となっています。


※第155回(2020年6月4日実施回)は新型コロナウイルスの影響により中止


1.合格率サマリー

①紙試験

過去10回の紙試験の合格率の推移は以下の通りです。




※合格率は合格者数を実受験者数で除して算定


■所感 (難易度の考察)

簿記3級の直近の合格率が大幅に下落していますが、これは紙試験の試験時間が120分からネット試験の試験時間に合わせた60分に変更されたにも関わらず、問題量が多かったことが影響しています。


そのため、現時点の状況では、ネット試験により合格を狙いに行く方が無難です。



②ネット試験

過去2期間におけるネット試験の合格率の推移は以下の通りです。




■所感 (難易度の考察)

簿記2級の平均合格率が紙試験の20.60%と比べてネット試験の方は45.85%と格段に高くなっています。これは、簿記2級の試験時間が120分から90分に変更されたことで問題量が減少し、連結精算表などの処理の深堀りを問われる問題ではなく、会計の全体像が理解できているか?が問われる基本的な問題が増えてきていることに起因しています。


なお、紙試験も試験時間が90分に削減されているものの、合格率が上昇していないのは、3級の紙試験と同様に試験時間に見合った問題量の出題ではなかったことが影響しています。


そのため、現時点の状況では、ネット試験により合格を狙いに行く方が無難です。