簿記検定で、仕訳の対策は必要? 〜仕訳を制するものは、簿記検定を制する!〜

電卓と鉛筆の画像です

はじめに

簿記検定において、仕訳の対策を行うことは非常に重要です。

簿記や会計において、仕訳はなくてはならない存在だからです。

今回はそんな仕訳について、内容や重要性、対策方法の理解を深めていきましょう!

仕訳とは

簿記の学習を始めたばかりの方が、よく間違えてしまうミスとして、「仕訳」ではなく「仕分け」という誤字が挙げられます。

仕訳とは、会社の取引の要素を勘定科目に置き換えて、借方と貸方で左右に分類し、金額の内容を「仕訳帳」に書き記す作業です。

仕訳では、会社の取引を2つの側面で見ることによって、何が増えて何が減ったのかを明確にできます。

例えば、下記の1行では、「現金が100円増加、資本金が100円増加」を意味しています。

資本金仕訳の画像です

仕訳を行うこと(仕訳をきる、と表現します)で、会社の取引を仕訳帳に記入しておくことができるのです。

📍POINT

仕訳とは「何の勘定科目が、いくら変動したか」を帳簿に記すことです!

仕訳の重要性

仕訳が帳簿に示す作業だということは皆さん理解されたと思います。

では、どうして仕訳は重要なのでしょうか。

簿記3級・2級の商業簿記においては、仕訳のみあるいは複数の仕訳の結果が問われるものがほとんどだからです。

具体的に、下記が簿記3級の出題形式と傾向です。

商業簿記の出題形式、配点の画像です

仕訳ができなくて、解ける問題としては第2問の勘定記入、文章の穴埋め問題くらいでしょうか。

第1問の仕訳問題では、その名のとおり仕訳が出題されるので、適切に仕訳がきれるかどうかが問われます。

また、第3問の決算の総合問題では、決算の際に必要な仕訳が出題されるので、基本に加え、決算の特有の仕訳がきれるかどうかが問われます。

仕訳を制するものは、簿記検定を制すると言っても過言ではないですね。

📍POINT

仕訳を制するものは、簿記検定を制することができます!

仕訳の対策方法

それでは、仕訳の重要性が分かったところで、具体的な対策方法に移りたいと思います。

仕訳の対策で抑えるべきポイントは下記の3点です。

◆取引の意味

◆勘定科目名

◆5要素の増減

具体的に、例題を解きながら見ていきましょう!

(例題1)会社の設立に際して、株主から14,000円の出資を受けた。

◆取引の意味:現金を受け取る、返済義務のない元手を調達した

◆勘定科目名:「現金」勘定、「資本金」勘定

◆5要素の増減:(現金=)資産の増加、(資本金=)資本の増加

⇒(借方)現金14,000 / (貸方)資本金14,000

(例題2)取引銀行から現金9,000円を借り入れた。

◆取引の意味:現金を受け取った、借り入れた

◆勘定科目名:「現金」勘定、「借入金」勘定

◆5要素の増減:(現金=)資産の増加、(借入金=)負債の増加

⇒(借方)現金9,000 / (貸方)借入金9,000

(例題3)現金10,000円を支払って建物3,500円と土地6,500円を取得した。

◆取引の意味:建物が増加した、現金を支払った

◆勘定科目名:「建物」、「現金」

◆5要素の増減:(建物=)資産の増加、(現金=)資産の減少

⇒(借方)建物3,500 / (貸方)現金10,000 

   (借方)土地6,500 /

(例題4)商品を5,800円で仕入れ、現金を支払った。

◆取引の意味:商品を仕入れた、現金を支払った

◆勘定科目名:「仕入」「現金」

◆5要素の増減:(資本(利益)の減少=)費用の発生、(現金=)資産の減少

⇒(借方)仕入5,800 / (貸方)現金5,800

(例題5)商品を9,000円で販売し、現金を受け取った。

◆取引の意味:現金を受け取った、商品を売り上げた

◆勘定科目名:「現金」、「売上」

◆5要素の増減:(現金=)資産の増加、(資本(利益)が増加=)収益の発生

⇒(借方)現金9,000 / (貸方)売上9,000

(例題6)取引銀行へ現金2,000円を返済した。

◆取引の意味:現金を支払った、返済した

◆勘定科目名:「現金」勘定、「借入金」勘定

◆5要素の増減:(現金=)資産の減少、(借入金=)負債の減少

⇒(借方)借入金2,000 / (貸方)現金2,000

(例題7)利息900円を現金で支払った。

◆取引の意味:現金を支払った、利息の支払った
◆勘定科目名:「現金」勘定、「利息」勘定

◆5要素の増減:(現金=)資産の減少、(資本(利益)が減少=)費用の発生

⇒(借方)利息900 / (貸方)現金900

📍POINT

下記3つの点を意識して学習しましょう!

◆取引の意味

◆勘定科目名

◆5要素の増減

日頃の学習にて

問題を解く際の、3点のポイントが分かったと思います。

いちいち、取引の意味や勘定科目名、5要素の増減を考えないといけないとなると、とても大変そうに思ってしまいますね。

しかし、会社の取引は定型的なものが多く、簿記3級・2級で問われるものは特に、定型的なものが多いです。

きちんと講義やテキストを理解し、繰り返し計算問題を解くことで、考える時間は確実に短縮でき、定型的な問題については、意識して考えずとも解答することができるようになります。

とはいえ、まずは一つ一つ、会社の取引を覚えていくことが大事です。

その際に、取引の意味や、その取引に関連する勘定科目、勘定科目の要素、その取引による要素の増減を丁寧に理解しましょう。

最初のうちは、一度覚えても忘れてしまうと思います。

取引をしっかりと理解すること、計算問題を繰り返し解くことで、知識を定着させるよう心がけましょう!!

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仕訳の対策に関してよくある質問

簿記検定で仕訳を覚える必要はありますか?

はい、簿記検定において仕訳の理解と実践は非常に重要です。簿記検定に合格するためには、仕訳の基礎的な知識と実践的な技能が必要です。

仕訳の対策にはどのようなものがありますか?

仕訳に対する対策には、以下のようなものがあります。

・基礎知識の習得:仕訳の基本的なルールや帳簿の構成など、簿記の基礎知識をしっかりと習得することが必要です。

・練習問題の解答:仕訳の問題集や練習問題を解いて、仕訳の実践的な技能を身に付けることが重要です。

仕訳のミスを防ぐためには、どのようなポイントに気を付けるべきですか?

仕訳のミスを防ぐためには、以下のようなポイントに気を付けることが重要です。

・正確性の確保:仕訳は正確でなければならないため、取引内容を十分に確認してから記録することが必要です。

・バランスの確認:仕訳は、貸借対照表の左右がバランスするように記録しなければなりません。仕訳を行った後には、必ずバランスが取れているかどうかを確認することが重要です。

この記事を書いた人

CPAラーニング編集部

ライターCPAラーニング編集部

ライターCPAラーニング編集部

簿記・会計をこよなく愛するCPAラーニングコラムの編集部です。簿記検定に合格するためのポイントや経理・会計の実務的なコラムまで皆様に役立つ情報を提供していきます。

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