フードデリバリー配達員は確定申告が必要か? 〜Uber eats・出前館・Woltの配達員向けに解説!〜

配達している女性の画像です

1.はじめに

2020年に引き続き、今年も新型コロナウイルス感染症の影響で、Uber eatsや出前館、Woltなどフードデリバリーのサービスの需要は増していると思います。

それに伴い、本業あるいは副業で配達員をしているという方も増えたのではないでしょうか。

今回はそんな本業あるいは副業で配達員をしている方に向けて、確定申告の要否や方法について解説していきたいと思います!

2.フードデリバリーの収入は、何所得?

そもそも所得税法では、その性格によって所得を10種類に分類しています。

そのうち、フードデリバリーの収入は次の2つの所得に分けられます。

①事業所得

配達員を事業として行っている場合です。

事業として行っているか否かという判断には明確な基準がありません。一般には、反復継続性・営利性・独立性があり客観的に事業として成立する収入がある場合には、事業として認められるようです。

②雑所得

配達員を事業として行っていない場合です。

決まった時間ではなく、空いた時間にフードデリバリーの仕事をしているなど、副業にあたるときは、雑所得とすることが多いです。

フードデリバリーの収入は以下の2つに分けられます。

所得の分類の画像です

📍POINT

フードデリバリーの収入は、事業として行っているかそうでないかで、事業所得あるいは雑所得に分類されます!

3.それぞれの所得金額の計算方法

①の事業所得であれば、基礎控除金額48万円を超える所得がある場合は確定申告が必要です。基礎控除金額48万円を超える所得がない場合は確定申告が不要です。

②の雑所得であれば、基本的には①と同様です。サラリーマンなど年末調整で所得が確定する人で雑所得が20万円以下であれば確定申告は不要です。

ただし、年収2,000万円以上、ふるさと納税などの税額控除をしたい、といった特別の事情があれば確定申告は必要です。

基本的には確定申告が必要です。

いずれの所得も、総収入金額から必要経費を引いて求めることができます。

確定申告の要否と計算方法は下表の通りです!

確定申告の必要性の画像です

※1 年収2,000万円以上、ふるさと納税などの税額控除をしたい等ほかに確定申告する必要がある場合には必要です。

※2 基礎控除金額48万円を超える収入がない場合は不要です。

※3 雑所得が20万円以下であれば確定申告は不要です。

📍POINT

基本的には必要です。ただし、※書きにあるような一部の場合には不要となります。

4.気になる必要経費、どこまで入れていいの?

必要経費が多ければ多いほど所得金額が小さくなり、税率を乗じた後の税金金額が小さくなります。

しかし、何でもかんでも必要経費にできるという訳ではありません

フードデリバリーの必要経費はどのようなものが挙げられるでしょうか。

自転車をこいでいる画像です

主に以下の8つが挙げられます。

①自転車やバイクの購入代金

②シェアサイクルの月額料金

③自転車やバイクの関連グッズ

④自転車の修理代やガソリン代

⑤スマホの通信費

⑥駐車場代

⑦配達エリアまでの交通費

⑧車両保険

上記のうち自転車やバイクなど私用でも使っている費用は、走行距離や稼働日など客観的な指標を元に、業務上使用した分を計算する必要があります。

繰り返しになりますが、何でもかんでも必要経費にできるという訳ではありませんので、注意が必要です。

📍POINT

基本的には配達のために支払ったお金が経費となります!

CPAラーニングなら簿記講座や実務講座など800本以上の講義が無料で見放題

経理業務は全体像がわかればもっと効率的に!

経理の仕事は、伝票起票や経費精算など細かな日次業務が多く、全体像を見失いがちです。

その結果「何のためにこの業務をしているんだろう」とモチベーションの低下に繋がることもあります。

そのため、経理の仕事は特に、常に全体像を捉えながら進めていかなければなりません。

イメージとしては日々の仕事を「」ではなく「」として捉えること。

毎日の仕訳にしても、何となく取引金額を入力するのではなく、自社や取引先の財政状態や経営成績を念頭に置いたうえで入力することが大切です。

こうすることで、自社が取引先・借入先に対して、適切に支払いができるのか、あるいは取引先・貸付先から適切に入金が行われるのかを、仕訳と同時に予測できます。

極端な例ですが、こうした「意識的」な仕訳を繰り返すことで、会社の経営状況が見えてきて、黒字倒産を未然に防ぐといったことも。

また、全体像を把握できていると、業務の優先順位を自ずとつけられるようになるので、仕事のスピードがぐっとあがっていきます。

簿記の学習などで体系的に経理の知識を身につけていくと、少しずつですが、確実に経理の全体像がつかめるようになってきます。

CPAラーニングで経理の「基本」から「応用」まで丸わかり!

CPAラーニングでは、無料で『簿記講座』や『実務講座』を受講することができます。

実務講座』と一言で言っても、経理実務やインボイス制度を含んだ税務実務財務実務M&A実務人事労務管理Excel講座など多くの講座が存在します。

多くの業界で役に立つようなコンテンツとなっているため、学生から社会人の男女といった幅広い人材に利用されています。

なぜCPAラーニングで実務の「基本」から「応用」まで理解できるのか

実務のプロセスを「理解」する

CPAラーニングの講義では、受講者のみなさまが実務の要点を暗記するのではなく、理解できるように心がけています。

なぜなら、実務の要点を丸暗記するのではなく正しく理解することで、CPAラーニングの講義を通して学んだことを、自らの業務にも落とし込むことができるからです。

経理実務講座を例に挙げると、日次業務、月次業務、年次業務の流れをただ説明するだけではありません。

その業務をなぜそのタイミングで行うのか、その業務によってどの様な影響が会社にもたらされるのかという点についての説明に重きを置いています。

講師が公認会計士またはプロの実務家

CPAラーニングの講義は、公認会計士プロの実務家などが担当しています。

公認会計士には、大手公認会計士資格スクール(CPA会計学院)の講師も含まれており、解説のわかりやすさには、定評があります。

また、プロの実務家の講師は、業界の最前線で活躍してきた方々なので、具体的な業務に結びつけた解説が「理解」の手助けとなります。

スキマ時間に勉強しやすい

CPAラーニングなら、お手持ちのスマートフォンやタブレットで学習が完結します。

最近リリースされた公式アプリでは、講義動画のダウンロード・オフライン再生が実装されました。

これにより、いつもの通勤・通学時間を活用して、効率的に学習を進めることができます。

CPAラーニングが完全無料で利用できる理由

CPAラーニングは、「日本の会計リテラシーを底上げしたい」という思いから始まったサービスです。

より多くの方にご利用いただきたく無料でご提供しております。

そのため、CPAラーニングのすべてのコンテンツ(講義の視聴、テキスト・レジュメのダウンロード、模擬試験など)が完全無料で利用できます。

登録受講者数は40万人を突破

CPAラーニングの登録受講者数は40万人を突破しました。

「CPAラーニングを使って簿記に合格しました!!」という喜びの声をX(旧Twitter)で日々頂いています。

CPAラーニングの実務講座を受講した方の声

メールアドレス登録だけで全コンテンツが利用可能

CPAラーニングは、メールアドレス登録だけで、全てのコンテンツをすぐに利用することができます。

課金や、機能制限などはございません。

「経理の基本からおさらいしたい」「決算業務を効率的に進めたい」とお考えの方はCPAラーニングをぜひご利用ください。

CPAラーニング 公式サイト

6.おわりに

いかがでしたか。

フードデリバリーで得た収入は、2つの種類に分類され、確定申告をすることが基本的には必要です。

また、基本的に配達のために支払ったお金は経費にすることができます。

確定申告が必要という方は、適切な範囲で賢く節税していきましょう。

以上、フードデリバリー配達員は確定申告が必要か?〜Uber eats・出前館・Woltの配達員向けに解説!〜でした!

このコラムを読んでいるあなたにおすすめのコース

確定申告に関してよくある質問

副業は確定申告する必要があるのか?

所得の金額にもよりますが、基本的に確定申告が必要です。所得要件等を確認して、しっかり確定申告を行いましょう。

必要経費にはどのようなものが含まれるのか?

副業に関連する費用のみ含めることができます。節税のために関連しない費用を含めることはできません。

事業所得と雑所得はどう区分するのか?

継続して行っているなど、事業として成立する際には事業所得となり、空いた時間を使うなど本業として行っていない場合は雑所得となります。

この記事を書いた人

CPAラーニング編集部

ライターCPAラーニング編集部

ライターCPAラーニング編集部

簿記・会計をこよなく愛するCPAラーニングコラムの編集部です。簿記検定に合格するためのポイントや経理・会計の実務的なコラムまで皆様に役立つ情報を提供していきます。

この記事に関連するタグ

関連記事

   無料で簿記・経理の講義を視聴する