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【FAS】企業の未来を数字でデザインする!

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年収レンジ:500万円(スタッフ・アソシエイト)~3,000万円超(トップ)

1 FASってどんな組織?

FAS(ファズ)とは、「Financial Advisory Services」の略で、企業のお金に関する経営上の重大な決断を財務面からサポートする専門家チームです。たとえば、会社が別の会社を買収して大きくなりたい(M&A)ときや、経営が苦しい会社を立て直したい(事業再生)ときに活躍します。

買収相手の会社に隠れた借金や問題がないか「財務デューデリジェンス」(会社の健康診断)をしたり、その会社の「正しい値段(企業価値)」を計算したりして、経営者が失敗しないようにアドバイスします。FASはコンサルに近いですが、数字の分析比重が高いのが特徴です。
一つのプロジェクトで数億円から数千億円という大きなお金が動く、企業の重要な意思決定に関わるビジネスの最前線です。

2 FASにおける職種とその内容

FASでの仕事は、経験や役職によって任される役割が変わります。


  • スタッフ・アソシエイト(現場担当): 企業のデータや資料を集め、数字の分析や計算を行います。会社の仕組みをデータから読み解き、プロジェクトの土台を作る若手のポジションです。

  • マネージャー(現場リーダー): 複数のチームメンバーをまとめ、プロジェクト全体を引っ張ります。データ分析の結果をもとに解決策を考え、クライアント企業の担当者と日々やり取りをするチームをまとめる役割です。

  • ディレクター/パートナー(責任者): プロジェクトの最終責任者です。クライアントの社長や役員など経営トップと直接話し合い、企業の未来を決める重要なアドバイスを行います。組織の経営にも関わるビジネスリーダーです。

3 どんな人が向いている?

  • 数字に強い論理的思考力: 膨大なデータから会社の実態を読み解き、筋道立てて物事を考え、解決策を導き出せる人。

  • 好奇心とビジネスへの興味: IT、製造、小売など様々な業界のビジネスに関わるため、世の中の仕組みや新しいことに広く興味を持てる人。

  • 責任感とタフな心: 企業の未来や大きなお金が動くプレッシャーの中でも、冷静に正しい判断ができる責任感と心の強さがある人。

4 FAS、そしてその先のキャリアパス

STEP1(学生・未経験)武器となる「数字」と「ビジネス」を学ぶ
まずは「簿記」などで、ビジネスの共通言語である会計やファイナンスの基礎を学んでおくことが大きな武器になります。FASで働く人の多くは、学生時代から「公認会計士」の資格取得に向けて勉強を始めています。

STEP2(若手時代)プロの現場で鍛え上げる
新卒で直接FASに入社する道もありますが、公認会計士試験に合格し、監査法人(会計のプロ集団)などで企業の数字の仕組みを数年間学んでから異動や転職をするルートも王道です。若手のうちから圧倒的なスピードでビジネスの実戦経験を積むことができます。


STEP3(将来のステップアップ)キャリアの可能性は無限大!

実力をつければ、FASのトップ(パートナー)として数千万円から1億円を超えるような高い報酬を得ることも夢ではありません。さらに、一般企業のCFO(最高財務責任者)を目指したり、投資銀行や投資ファンドのメンバーとして活躍したり、独立して自分の会社を作ったりと、幅広いキャリアの選択肢があります。

5 ここが魅力:数字を武器に、企業の運命を左右する決断を支える

FASの最大の魅力は、M&Aや事業再生など企業にとって最も重大な局面において、高度な財務分析という専門スキルを武器に、経営者の意思決定を最前線で支えられることにあります。若手のスタッフであっても、数億円から数千億円という大きなお金が動くプロジェクトの現場に入り込み、さまざまな業界のビジネスの仕組みを圧倒的なスピードで学べる環境は、他にはなかなかない大きな強みです。

公認会計士という強力な資格を土台に、FASのトップであるパートナーを目指す道はもちろん、一般企業のCFOへの転身や投資ファンドへのキャリアチェンジ、独立など、財務のプロフェッショナルとして多彩なキャリアが広がっています。数字の力で企業の未来をデザインし、ビジネスの最前線で社会に大きなインパクトを与えたいという志を持つあなたに、ぜひ注目してほしい魅力あふれる世界です。